ミニマリズムとオプティマイザー思考は同じ?違いはある?

こんにちは。

最近オプティマイザー思考って言葉を見ることが増えたんですよ。
optimizeとは最適化の意味で、簡単に言えば最適化思考となるのでしょう。
パソコンとか好きな人にはひょっとしたら意味が想像できるかもしれませんね。

結論:思考法はミニマリズムとほぼ同じ

結論、ほぼ同じに感じました。

強いて言うなら若干アプローチの手段が異なるかな、程度です。
要は、ミニマリストはミニマリズムを用いてoptimize(最適化)する傾向があるし、オプティマイザーはミニマリズム以外も多く用いてoptimize(最適化)する感じでしょうか。

以下で、具体例など書いていきます。

オプティマイザー思考とは

簡単に言うと、全て最適化しましょうということです。

例えば、職場まで遠いなら少々家賃が高くても職場の近くに住むことで通勤コストを下げ、労働時間を増やす
その増えた労働で得たお金が、家賃が増えた分より多ければそっちの方が良いよね、みたいなことです。

企業の設備投資なんかに似てますね。
イニシャルコストは増えますが、最終的に儲かる算段があるなら良い設備にしましょう、みたいな。

非常に効率的で、好きな考え方です。笑
ただし、ミニマリズムとの決定的な違いというのは中々説明が難しいところですよね。

物に関しての思考法には違いが殆どない

調べましたが、物に関してはミニマリストとの具体的な違いを見つけられませんでした。

よく例として挙げられていたのが、
「洗濯機を手放して手洗いするのがミニマリズム
手洗いの手間を考慮して洗濯機を使うのがオプティマイザー思考」
とのことでした。

しかしこれはお互いがお互いを誤解していると思います。

そもそも洗濯機を手放す=手洗いというわけではなく、コインランドリーやクリーニングサービスが利用できるので、必ずしも自身の手間が増えず、むしろ上記サービスを利用することで洗濯機を所有する以上に洗濯に掛かる手間を削減できる可能性があるのです。

洗濯機を手放して手洗いするのがミニマリズム

これは間違いです。

ミニマリストも洗濯機を保有している方が多いです。
洗濯機を持っていない方でも、近くにコインランドリーがあるから買っていなかったり、時間をかけて手洗いしている人の方が稀です

ミニマリズムとは物が少なければ少ない方が良いという考え方ではありません

掃除をするのに邪魔で手間がかかるから、とか、そういった合理的な理由があって洗濯機を持たない方は居ますが、ただ物を少なくしたいから洗濯機を手放してしまう方は稀です。
大体手放すには理由があって、例えば「フットワークの軽い引っ越しができなくなる。これによって機会損失が生じて年収アップが遠ざかる」などでしょうか。
あくまで例なのですが、ミニマリストも上記のような理由や目的に最適化するために洗濯機をミニマルしているのです。

洗濯機を所持した方が生活にメリットがあるなら、例えミニマリストであろうと洗濯機を所持します。

手洗いの手間を考慮して洗濯機を使うのがオプティマイザー思考

これも間違っていると思います。

部屋を有効活用するために最適化する目的で洗濯機を手放す方もいるでしょう。
その上でクリーニングサービスを利用している方も居るわけです。

洗濯機を所有するミニマリストと洗濯機を所有しないオプティマイザーがどちらも成立する

つまり、洗濯機を所有するミニマリストと洗濯機を所有しないオプティマイザーがどちらも成立するということです。

ファンクミュージックをやっているジャズミュージシャンジャズをやっているファンクミュージシャンが居るのと同じで、周りが過去の曲やバックグラウンドなどから型に嵌めているだけのような気がしてきて、別にどちらがどちらに区分されるかの明確な基準はありません

洗濯機の観点からオプティマイザー思考とミニマリズムを区別することは難しいと言うことです。

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